フレンチプレスでコーヒーを淹れてみよう
フレンチプレスという名前は聞いたことがある人は多いと思います。
円く筒状の容器に、粉を分離させるための金属フィルターがついていて、日本では紅茶をいれる器具としてもよく知られていますよね。
淹れ方はとてもシンプルなため、手順通りに淹れるだけで簡単にコーヒーを抽出することができます。
味の再現性も高いので、お気に入りの豆を買えばお店で飲むようなクオリティのコーヒーを抽出することもできます。
今回はフレンチプレスを使った淹れ方を解説していきます!
フレンチプレスとは
その名前の通り、フランス発祥のコーヒー抽出器具です。
国によって呼び方が異なることもあり、アメリカではコーヒープレス、イギリスやオーストラリアではコーヒープランジャーと言われています。
抽出の方法は浸漬式(しんししき)という方法になります。
挽いたコーヒー粉を円筒上のサーバーにいれ、お湯を注いでから数分待ってから、シャフトと呼ばれる金属フィルターを押し込み、粉とコーヒーを分離させて抽出させる仕組みです。
カップに注ぐと、コーヒーの表面に油分が広がります。これはカップやサーバーの汚れではなく、金属フィルターを使用しているためコーヒーの油分がそのまま残るためです。
フレンチプレスで淹れたコーヒーは、油分に含まれるコーヒーの香りや風味をより味わうことができます。
フレンチプレスでの抽出方法
【用意する物】
- フレンチプレス
抽出する量を考えて適切なサイズのものを用意しましょう。お手軽に買える価格帯として1000円以下の商品もあります。 - コーヒー粉とお湯
コーヒー粉は中挽きがオススメ、粉の量にあったお湯の量を淹れることがポイントです。
【コーヒー粉の目安】
1杯分の目安としては、コーヒー粉12-13g、お湯は160ccが適量です。
① 温めたサーバーにコーヒー粉を入れる
ガラスサーバーにお湯を入れてあらかじめ温めておきます。容器が温まったら、お湯を捨ててコーヒー粉を入れます。
② お湯を入れる
分量のお湯を注ぎます。半分ほど入れたらスプーンやへらを使って粉とお湯をなじませます。なじんだら残りのお湯をいれます。
③ 金属フィルターをセットして4分間抽出する
金属フィルターをセットし、フィルターを下ろさずに4分間抽出をします。
④ 金属フィルターをプレスして完成
フィルターをゆっくり押し下げていきます。
早すぎず・遅すぎずで3~5秒かかえて押し下げてください。
⑤ カップに注いでできあがり!
コーヒーオイルもたっぷりと入った、コーヒーの出来上がりです。
フィルターから細かい微粉が濾過されずにでてくることもあります。これもフレンチプレスならではの味わいですね。
☆コーヒーオイルはミルクともよく合いますよ。たっぷり入れてカフェオレとして飲んでもオススメです。
※使用後はしっかりとフィルターを洗いましょう。金属製のメッシュで抽出するので、油分やコーヒー粉がフィルターに詰まりやすくなります。またしカビてしまうこともあるので、しっかり乾燥させることもお忘れなく。
いかがでしたでしょうか?
コーヒーを淹れる作業としてはとてもシンプルで、粉を入れてお湯を注いで4分まてば出来上がりです。 タイマーを用意しておけば、つきっきりで見ている必要はないので、忙しい朝でも美味しいコーヒーを淹れることができます。
また、粉の量、お湯の温度と量、抽出時間を決めておけば、いつもと同じを味を再現しやすいのも魅力ですね。シンプルな抽出方法で、器具も扱いやすいので初めてコーヒーを淹れたいと思っている方にもオススメです。
コーヒー本来の味わいを楽しんでみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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