コーヒーを淹れてみよう 器具編
家で過ごす時間が長くなり、インスタントのコーヒーではなく、コーヒーを淹れてみたいという方が増えています。
全日本コーヒー協会 『コーヒーの需要動向に関する基本調査』 によると2018年を比較すると、2020年の方が家庭でのコーヒーを飲む機会が1.1ポイント増えています。
コーヒーショップをはじめ、外での飲むコーヒーはもちろん美味しいのですが、自分で淹れるコーヒーは、淹れる楽しみも味に加わりより美味しく感じることができます。
また、街中やオンラインショップでもコーヒー豆が手軽に購入できるので、家で淹れるコーヒーがより身近になったのではないでしょうか。
コーヒー豆は買った!あとは淹れるだけですが、、、
コーヒー器具には色々と種類もあり、器具によって抽出方法が違ってくることで味わいや用途もかわります。
例えばラテアートをやってみたいと思ったのならば、エスプレッソマシーンを使って高温、高圧で抽出した濃いコーヒーでないと難しいでしょう。
それでは、今回は家でよく使われている器具について、ご紹介します!
代表的なコーヒー器具
ドリップ
家でコーヒーを淹れる代表的な道具で、最も普及している淹れ方です。
フィルターにコーヒー粉を入れて、お湯を注いで抽出します。
フィルターの種類にはペーパーとネルがあります。
- ペーパー
ドリッパー(穴の空いた容器)にペーパーをセットしてお湯を注ぎます。ドリッパーには1つ穴や3つ穴など穴が空いていて、抽出の早さや濾過される速度によって味に変化がおきやすくなります。抽出が終わればペーパーごとコーヒー粉も捨てられるため、とても手軽です。 - ネル(フランネル)
ネルとはフランネルの略でコットンを素材としています。使用したネルはそのまま再利用でき、大体50回くらい(頻繁に使わない場合でも2ヶ月くらい)が交換の目安です。使う度にしっかり洗って、水に入れて冷蔵庫で保管、使わない場合でも水の入れ替えを行う、煮沸洗浄するなどなど、管理が大変ですが愛好家にとても人気があります。
フレンチプレス
丸い筒状の容器にコーヒー粉を入れて、お湯を注ぎ数分待ちます。
金属フィルターで押し込んで粉と抽出液を分離させれば出来あがりなので、とても簡単です。
ペーパーで濾さずに、コーヒー粉をお湯に浸して抽出するため、コーヒーの成分をしっかりと抜き取ることができます。
エスプレッソ
高温のお湯に圧力(9気圧)をかけて短時間で濃厚なコーヒーを淹れる方法です。
エスプレッソ専用の機械が必要で、家庭でも手軽に使える数万円のものから何十万円もする業務用のものまであります。お店で飲むよう柄の入ったカフェラテを作るにも、エスプレッソで抽出した濃いコーヒーが不可欠です。
コーヒーメーカー
コーヒーの粉を自分でセットするものから、全自動やミル付きなど種類も豊富です。ボタンを押したら出来あがりまで待つだけなので、手軽さも魅力ですね。
まとめ
紹介した器具の他に、サイフォンといって理科の実験で使うような道具を使って抽出する方法や、最近人気の水出しコーヒーを作れるポットなど他にも抽出器具があります。
ドリッパーなど1000円以内で買えるものから、何十万円もするエスプレッソマシーンもあり金額は幅広いですが、自分が好きなコーヒーの味は出せる抽出器具はどれかを考えながら、器具を選ぶのも楽しいでよね。
おうちでコーヒーを淹れる第一歩として、器具を選びを始めてみてはいかかでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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