主にコーヒーと空旅です。

趣味で楽しむコーヒーや空旅。JGCやマイレージもあるよ。

エスプレッソとはなんですか

エスプレッソという名前は聞いたことがある人が多いのはではないでしょうか?

カフェやコーヒーショップでも、気軽にオーダーできるので、味わったことがある方も多いと思います。

 

かくゆう私も10年以上前に、エスプレッソという名前のかっこよさに惹かれて何かがわからないのに注文したことがあります笑。

小さなカップに少量のコーヒー、飲み方もわからず苦いコーヒーをちびちびと飲んだ苦い記憶です。

 

名前は聞いたことがある人も多くポピュラーですが、ドリップコーヒーとの違いや飲み方を今回は解説していきます!

 

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エスプレッソとは

エスプレッソとはイタリア語で、イタリアで100年ほど前に誕生しました。名前の語源は急行という意味のExpressが語源となています。日本でも、シアトル系のコーヒーショップがブームの火付けをおこして、どこでも手軽に飲めるようになりましたね。

 

①抽出方法について

エスプレッソはエスプレッソマシンという専用の抽出機械を使って抽出を行います。高温のお湯(90度以上)高圧(9気圧)かけて、短時間(30秒程度)で少量(20~30cc)のコーヒーを淹れます。また、豆の粗さは極細挽きで細かい粉を使用します。高温で高圧のお湯が粉の内部に浸透して、コーヒーの成分を溶かしてだします。抽出されたコーヒーはとても濃厚で苦が強く通常は砂糖を入れて飲むことが本場のイタリアでも一般的です。

 

②ドリップコーヒーとの違い

エスプレッソマシンを使い、高温・高圧で抽出するのがエスプレッソ。ペーパーやネルなどフィルターを使って抽出するのがドリップコーヒーとなります。抽出量もドリップだと150ccくらいが1杯の目安となるので、エスプレッソの30ccと比較するとだいぶ開きがありますよね。

 

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クレマ・ボディ・ハート

あまり聞き慣れないこの3つのワードもエスプレッソには大事な要素です。

抽出されてから現れる層のことを指します。この層がしっかりと綺麗に分かれて見えるほど、質の高いエスプレッソであるといわれています。

 

・クレマ

エスプレッソの表面の部分。細かい泡でタンパク質や多糖類からできていて、甘みを左右します。クレマの層が厚いほど甘みのあるエスプレッソになります。

 

・ボディ

中間にあたる層で、旨味やコクなどを左右します。強く出ている場合、コクの深いエスプレッソになります。

 

・ハート

最下層にありアロマとよばれ香りに影響します。鼻でかぐ香りだけでなく口に含んだ際に香りや香りや、飲んだあとの後味なども指します。

エスプレッソの飲み方

エスプレッソは苦いというイメージ通り、そのままで飲むと苦いです。

 

本場のイタリアではシュガースプーンに砂糖山盛りを入れて、ゆっくり混ぜてから一気に飲み干すのが一般的。砂糖の甘みを感じたあとに苦味がでてきて、ビターチョコのような味わいが感じられます。底に残った砂糖も残さず食べてくださいね。カラメルのような味わいでとっても美味しいのですよ!

 

また、フレンチやイタリアンの食事の後には、エスプレッソがでてくることも多く、口の中に残った食事の味をすっきりさせ、リフレッシュさせる効果もあるようです。

 

まとめ

もちろん、エスプレッソはそのまま飲むだけではなく、ミルクを加えてカフェラテ、フォームドミルクでカプチーノにとアレンジもできます。冷たいアイスクリームに熱いエスプレッソをかけるアフォガードも絶品です!

 

最近では家庭で使える小型のエスプレッソマシーンも増えてきて、数万円で購入することもできます。思いのほか手軽に楽しめるようになりました。

ドリップコーヒーとは違う、コーヒーの楽しみ方をおうちでも試してみてはいかがでしょうか。

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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水出しコーヒーの作り方

水出しコーヒーその名の通り、水で抽出するコーヒーのことです。

 

水だけでゆっくりと時間をかけてコーヒーを抽出するので、甘くてまろやかな味わいのアイスコーヒーとなります。

 

ではなぜ、お湯で抽出した場合と水だけで抽出した場合の違いが出るんでしょうか、多きな違いと言えば水で抽出していることです。

 

今回は水出しコーヒーの特徴と作り方をご紹介します!

 

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水で抽出するアイスコーヒー

 

通常コーヒーは80°以上のお湯で抽出するので、コーヒーの風味や油分や苦味などの成分も一緒に溶け出してきます。

 

お湯ではなく水だけで抽出する場合、水と油は混ざり合わない性質があり、水で抽出した水出しコーヒーは、コーヒー豆の油分があまり抽出されません。そのため、苦味などの成分が少なくお湯で抽出したコーヒーと比較すると、よりマイルドな味わいになります。

 

水出しコーヒーの作り方

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【用意する物】

水出しコーヒー今を作る際には、専用の水出しポットがあると便利です。後は分量通りの水とコーヒーと粉を用意してください。

 

・コーヒー豆

どのコーヒー豆を選んでも大丈夫ですが、浅煎りのコーヒーよりも深煎りのコーヒーの方がより濃厚な味わいを楽しめます。豆の挽き方レベルとしてはペーパーフィルター用の中挽きがおすすめです。

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【ハリオ式水出しコーヒーの作り方】

 

今回は普段利用している、ハリオの水出しコーヒーポットで作っていきます。8杯専用のポットで出来上がりは約1000mlになります。

 

①約80グラム深煎りのコーヒー豆を中挽きをストレーナーにいれます。

 

②ストレーナーをポットにセットします

 

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③粉全体が湿るように少量ずつ水を注いでドリップしてます。

使用する水の量は1150ml。コーヒーの粉に水が吸収されるため出来上がり量は水の使用量とは変わってきます

 

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・ポイント

粉と水をなじませるため、ストレーナー内をスプーンなどで軽くゆっくりとかき混ぜてください。かき混ぜすぎると苦味の原因になりますのでご注意ください。

 

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④ポットに蓋をして冷蔵庫に入れます。注意する時間は約8時間。時間は目安なのでお好みによって調整してください。

 

 

⑤冷蔵庫から取り出して、ストレーナーをポットから外して出来上がりです!

 

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いかがでしたでしょうか?

 

他の淹れ方に比べて、お湯ではなく水で抽出するので、豆本来の味をそのまま楽しめるのも魅力の一つです。

 

使用するコーヒー豆や水の違いでも味わいが変わりますので、いつもの水道水だけではなく、ミネラルウォーターを使うのもおすすめですよ。

 

また最近は麦茶のパックのように、水出しバッグも売っているので、もっと気軽に作ることもできます。

 

簡単で美味しい水出しコーヒー、ぜひ自宅でも味わってみてはいかでしょうか。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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コーヒー豆からカフェインを除去する方法

カフェインレスコーヒー・デカフェコーヒーと最近取り扱っているお店も増えていますね。日本でのシェアはまだ低いですが、認知度もあがってきています。

 

全日本コーヒー協会が出している輸入統計をみると、10年前に比べカフェインレスコーヒーの輸入量は2.5倍から3倍に増えています。

 

夜眠る前にも飲めますし、体にも負担がすくないカフェインレスコーヒーは個人的にも気に入っていて、常備しています。なによりも美味しいカフェインレスコーヒーが増えてきた印象もありますね。

 

日本ではカフェインを90%以上除去されていれば、カフェインレス、デカフェと表記ができます。ただ、どうやってカフェインを除去してるのかとても気になりますよね。なんとなく体にも良くなさそうなイメージがありますし。。。

 

そこで、今回はカフェインを除去する方法について解説していきます!

 

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カフェインレスコーヒーの生豆

 

カフェインを除去する方法

コーヒー豆からカフェカフェインを除去する方法は3種類が主流となっています。

 

①有機溶媒を使う方法

別名ケミカルプロセスプロセスという方法で水に溶けない物質を溶かす液体の有機化合物を使用し、カフェインを除去します。

残存性の問題や発がん性など健康へのリスクが問題となっているため、日本では使用が認められていません。

 

②水で取り除く方法

スイスウォータープロセスやマウンテンウォータープロセスという名前で知られており特徴としては水だけを使用し、化学溶剤を使用しないところです。使用するものはその名のとおり水だけなので、安全性も高いです。

 

③二酸化炭素で取り除く方法

二酸化炭素を使う方法では圧力と温度を調整することでカフェインを効率よく溶かします。二酸化炭素は通常は気体なので、圧力をかけて気体と液体の両方の性質を持った状態この状態にします。(この状態のことを超臨界と言います)

 

スイスウォータープロセス

 日本でも一般的に知られている水で抽出する方法、スイスウォーター式について順序だてて説明します。

 

1.生豆を水に浸します。この水は生コーヒー豆エキスと呼ばれ、カフェインだけを除いた可溶性コーヒー成分で飽和された水です。

2. コーヒーの生豆をエキスの詰まった水に入れ浸します。水に溶け出しやすいアミノ酸など溶け出そうとしますが、処理水にはすでに溶け込んでいるため溶け出すことができません。一方、カフェインは処理水に含まれていないので、溶け出すことができます。

 

3.溶け出たエキスをカーボンフィルターと呼ばれるカフェインのみを捉えるフィルターに通過させ少しづつカフェイン除去していきます。

 

4.カフェインだけを除去する作業を繰り返し行うことで、カフェインを取り除いていきます。

 

これで99.9%以上のカフェインが除去できます!

 

水につけてカフェインを除去することで味が落ちるのではと思われますが、味わいは通常のコーヒーと比較しても違いが無くなってきたのではと思います。

 

もちろん元々の豆の質にもよりますが、カフェインレスコーヒーの方が飲みやすいコーヒーだと感じます。

 

夜でも時間を気にせずにコーヒーを楽しみたい。体質的にカフェインが苦手な方や控えてる方でも、安心して楽しめるのカフェインレスコーヒー、是非味わってみてくださいね!

 

 

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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ネルドリップでコーヒーを淹れてみよう

ネルドリップで淹れたコーヒー。

イメージとしてはちょっと贅沢なコーヒーというイメージがありますね。

 

ネルドリップでの抽出は実はペーパードリップが普及される前から行われていたもので、ペーパーの代わりにネルを使ってコーヒーを抽出します。

 

お湯の注ぎ方で味の違いが出やすいので、喫茶店のマスターなどプロにも好まれる抽出方法でもあります。

 

また、コーヒー好きの方達からもとても人気があり、最も美味しい淹れ方とも言われていますよ。

 

今回はこのネルドリップについて解説していきます!

 

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ネルとは

ネルはフランネルを略した名前で、柔らかくて軽い毛織物のことを言います。
洋服のネルシャツと同じ素材で、コットンを素材としています。

 

抽出方法はペーパードリップと同じになりますが、ペーパーよりも濾過が早いという特徴があります。

 

ネルは目がペーパーよりも目が粗いため、ペーパードリップで抽出するよりもコーヒーの成分が抽出されやすくなります。ほどよくコーヒー豆の成分(コーヒーオイル)が落ちるので、うまみがありこってりとした風味になります。

 

ネルの下準備・手入れ方法

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【ネルの下準備】*重要*

新品のネルは表面にのりがついてるので、必ず煮沸する必要があります。(洗剤や漂白剤使用はNGです)煮沸時間は15分、少量のコーヒー粉や抽出後のコーヒーのでがらし(目安として水500ccにコーヒー粉5g)をいれると、コーヒーの味をなじませることができます。

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【使用後のお手入れ】

使用した後は、しっかりもみ洗いをしてコーヒーを落とします。その後は水を淹れたタッパーや瓶に入れて冷蔵庫のなかで保管してください。水はこまめに取り替えて、最低でも1日1回は水を交換してください。

 

使用頻度が少ない場合は、少量水をいれたジップロックにいれて冷凍庫内で保管することもオススメです。

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ネルは使いこむとで、目詰まりしてきます。10回をめどに初回時のように15分煮沸して、清潔に保つようにしてください。大体40~50回くらい利用したら新しいネルと交換しましょう。

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上:約50回使用したネル 下:新品のネル

ネルドリップでの抽出方法

【用意する物】

  • ネルフィルター
    抽出する量を考えて適切なサイズのものを用意しましょう。
    ※写真は1~2名用です
  • ハンドル
    ネルフィルターを取り付ける道具です。手で持って抽出しますが、ハンドルを固定するためのスタンドを使うとより安定して淹れることができます。
  • サーバー
    抽出したコーヒーを落とすために必要です。
  • コーヒー粉とお湯
    コーヒー粉は中挽きがオススメ、粉の量にあったお湯の量を淹れることがポイントです。お湯の温度は約90度がベスト。沸騰後は少し冷ましてから使うようにしましょう。

【コーヒー粉の目安】

1杯分の目安としては、コーヒー粉10-12g、お湯は150ccが適量です。2杯分でつくるとより安定して抽出ができます。

 

   水気がなくなるまで絞ります

取り出したネルを水洗いし、水気が無くなるまで絞ります。キッチンペーパーを使って水分を取るのでもオススメです。

 

②    ネルをハンドルに取り付けます

縫い目が外がになるようにネルを通します

  

③ 粉をならす

コーヒーの表面をならします。スプーンの柄の部分を利用すると整えやすくなります。

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④ 蒸らし

真ん中からゆっくりとお湯を注ぎます。
ネル全体にお湯が行き渡ると、少量のコーヒー液が落ちてきます。蒸らしの時間は20~30秒が目安です。
 

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 ⑤ 抽出

蒸らしが完了したところで、中心から"の"の字を書くように注いでいきます。
中心から泡がでてきたら、ゆっくり泡の周辺を注いでいきます。膨んだ泡が萎む前に次のお湯を注いでいき、目安としては5~6回に注ぎ分けます。

 ※ネルのフチは粉の量が少ないで、真ん中に注ぐようにしてください。
  蒸らしから抽出までを3分間で行うのが目安になります。

 

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⑤ カップに注いでできあがり!

コーヒーのうまみがしっかり抽出された、コーヒーの出来上がりです。

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いかがでしたでしょうか?

 

他の淹れ方に比べて、下準備や保管方法などひと手間かかるのがネルドリップですが、その分コーヒーを淹れる作業にじっくりと向き合うことができます。
ネルも清潔に保ち、しっかり管理すれば何度も使えるのも良いですよね。

 

ひと手間かけたネルで淹れたコーヒー、おいしく味わってみてはいかでしょうか。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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フレンチプレスでコーヒーを淹れてみよう

フレンチプレスという名前は聞いたことがある人は多いと思います。

 

円く筒状の容器に、粉を分離させるための金属フィルターがついていて、日本では紅茶をいれる器具としてもよく知られていますよね。

 

淹れ方はとてもシンプルなため、手順通りに淹れるだけで簡単にコーヒーを抽出することができます。

 

味の再現性も高いので、お気に入りの豆を買えばお店で飲むようなクオリティのコーヒーを抽出することもできます。

 

今回はフレンチプレスを使った淹れ方を解説していきます!

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フレンチプレスとは

その名前の通り、フランス発祥のコーヒー抽出器具です。


国によって呼び方が異なることもあり、アメリカではコーヒープレス、イギリスやオーストラリアではコーヒープランジャーと言われています。

 

抽出の方法は浸漬式(しんししき)という方法になります。
挽いたコーヒー粉を円筒上のサーバーにいれ、お湯を注いでから数分待ってから、シャフトと呼ばれる金属フィルターを押し込み、粉とコーヒーを分離させて抽出させる仕組みです。

 

カップに注ぐと、コーヒーの表面に油分が広がります。これはカップやサーバーの汚れではなく、金属フィルターを使用しているためコーヒーの油分がそのまま残るためです。

 

フレンチプレスで淹れたコーヒーは、油分に含まれるコーヒーの香りや風味をより味わうことができます。

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フレンチプレスでの抽出方法

【用意する物】

  • フレンチプレス
    抽出する量を考えて適切なサイズのものを用意しましょう。お手軽に買える価格帯として1000円以下の商品もあります。

  • コーヒー粉とお湯
    コーヒー粉は中挽きがオススメ、粉の量にあったお湯の量を淹れることがポイントです。

 

【コーヒー粉の目安】

1杯分の目安としては、コーヒー粉12-13g、お湯は160ccが適量です。

 

① 温めたサーバーにコーヒー粉を入れる
ガラスサーバーにお湯を入れてあらかじめ温めておきます。容器が温まったら、お湯を捨ててコーヒー粉を入れます。

 

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②    お湯を入れる

分量のお湯を注ぎます。半分ほど入れたらスプーンやへらを使って粉とお湯をなじませます。なじんだら残りのお湯をいれます。

 

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③ 金属フィルターをセットして4分間抽出する

金属フィルターをセットし、フィルターを下ろさずに4分間抽出をします。

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④ 金属フィルターをプレスして完成

フィルターをゆっくり押し下げていきます。
早すぎず・遅すぎずで3~5秒かかえて押し下げてください。
 

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⑤ カップに注いでできあがり!

コーヒーオイルもたっぷりと入った、コーヒーの出来上がりです。
フィルターから細かい微粉が濾過されずにでてくることもあります。これもフレンチプレスならではの味わいですね。

 

☆コーヒーオイルはミルクともよく合いますよ。たっぷり入れてカフェオレとして飲んでもオススメです。

 

※使用後はしっかりとフィルターを洗いましょう。金属製のメッシュで抽出するので、油分やコーヒー粉がフィルターに詰まりやすくなります。またしカビてしまうこともあるので、しっかり乾燥させることもお忘れなく。

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いかがでしたでしょうか?

 

コーヒーを淹れる作業としてはとてもシンプルで、粉を入れてお湯を注いで4分まてば出来上がりです。 タイマーを用意しておけば、つきっきりで見ている必要はないので、忙しい朝でも美味しいコーヒーを淹れることができます。

 

また、粉の量、お湯の温度と量、抽出時間を決めておけば、いつもと同じを味を再現しやすいのも魅力ですね。シンプルな抽出方法で、器具も扱いやすいので初めてコーヒーを淹れたいと思っている方にもオススメです。

 

コーヒー本来の味わいを楽しんでみてください!

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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ペーパードリップ(カリタ式)でコーヒーを淹れてみよう

コーヒーを淹れる方法として、最もポピュラーな方法がペーパードリップではないでしょうか。

 

ドリッパー(穴の開いてる容器)にペーパーをセット、コーヒー粉をいれてお湯を注げばペーパーからろ過されたコーヒー液が抽出されます。

 

抽出が終われば、ペーパーごと残りかすを捨てられるので片付けも楽です。

 

手軽に入れることはできるのですが抽出時間や粉の量、お湯の温度で味のバラつきが出やすく、安定してコーヒーを淹れるのには少し慣れが必要です。

 

今回はカリタ式で淹れるハンドドリップの方法について、紹介していきます!

 

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カリタ式とは?

ペーパードリップ用の容器はいくつか種類があり、一つ穴のもの、三つ穴のもの、穴の大きいものとお湯を注いだときに、ろ過のスピードが変わってきます。

 

カリタ式は三つ穴が開いているもので、一つ穴のドリッパーよりも早く抽出ができます。

 

早く抽出がでできるため、すっきりとした軽いコーヒーを淹れやすいというものもカリタ式の特徴となります。

 

用意しておきたい道具

  • ドリッパー
    2~4人用など記載があるので、抽出する量を考えて適切な大きさのドリッパーを用意しましょう。
  • サーバー
    目盛りがあるものを用意したほうが使いやすいです。こちらも大きすぎずサーバーのサイズにあったものを用意したほうがよいです。
  • ペーパーフィルター
    白色(漂白されているもの)の方が茶色(無漂白)のものよりも紙の臭いが残りにくく、風味もよくなるのでおすすめです。
    ※漂白といっても、酵素漂白剤といわれる塩素が含まれていない漂白剤を使うので、ペーパーには塩素が含まれていません。
  • 専用のポット
    注ぎ口が細くなっているものが使いやすいです。ポット型や直接火にかけれるやかんタイプなどもあります。
  • コーヒー豆(粉に挽いたもの)
    中挽きがペーパードリップには適しています
  • 計り(もしくは計量スプーン)

 

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※あれば便利なもの

・温度計

・キッチンスケール(グラム数をはかれるもの)

 

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ドリップしてみよう

【コーヒー粉の目安】
1カップ分 豆の量の目安 10g~13g (120ml - 150mlの抽出)
1カップ 10-12g  2カップ 20-24g  3カップ 25-30g  4カップ 30-40g
※コーヒー粉の量は多いほうが抽出しやすくなり、比較的安定したコーヒーを淹れやすくります。

 

① ペーパーフィルターをドリッパーにセット
ペーパーフィルターを折ります。 フィルターの底と側面にある縫い目を、互い違いに折ります(片方が山折りならもう一方は谷折り)

 

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②    人数分のコーヒー粉を入れ、粉表面を平らにならします。

 

③ お湯の準備とサーバーとカップの温めます

サーバーとカップにお湯を注いで温めておくと、抽出したコーヒーが冷めにくくなります。

※湯の温度の目安 85~90度 コーヒーを淹れる上で標準的といわれる温度は、85~90℃。 高温だと苦み出やすく低温では酸味が出やすくなります。

 

④ 蒸らし

コーヒーに少量のお湯をそっと粉に乗せるように注いでいきます。粉全体に均一にお湯を含ませてから、20~30秒ほど蒸らします。
注ぐお湯の量は少量でサーバーにポタポタとお湯が数滴落ちてくるのが目安です。

☆お湯を注ぐポイント☆

フィルターにかけず「粉に乗せるように」注いでいきます。 蒸らすことでコーヒーとお湯がなじみ、コーヒーの成分を十分に引き出させます。

 

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⑤ 抽出

『の』の字を描くように中心から外側へゆっくりと注ぎます。
表面が少し凹んできたところで、注ぐお湯の量とサーバーに落ちるコーヒーの量が同じになるように意識して注いでみてください。
※縁には注がないように、縁の部分はコーヒー粉の層が薄い(あるいは無い)ので、お湯を注いでも十分にコーヒーの味が抽出されません。

 

⑥ 杯数分まで抽出したら、ドリッパーを外す

ドリッパー内にお湯が残っている状態で抽出を終了します。 最後まで出し切ってしまうと、雑味やアクがでるので注意。3分以内を目安に抽出してみてください。

 

⑦ カップに注いでできあがり!

 

最初は難しく感じますが、淹れ方がわかってくると味の再現性ができるようにもなってきます。温度や抽出時間を調整することで、自分好みの味をつくれるのもハンドドリップの楽しさなので、ぜひやってみてくださいね。

 

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 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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コーヒーを淹れてみよう 器具編

 

家で過ごす時間が長くなり、インスタントのコーヒーではなく、コーヒーを淹れてみたいという方が増えています。

 

全日本コーヒー協会 『コーヒーの需要動向に関する基本調査』 によると2018年を比較すると、2020年の方が家庭でのコーヒーを飲む機会が1.1ポイント増えています。

 

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コーヒーショップをはじめ、外での飲むコーヒーはもちろん美味しいのですが、自分で淹れるコーヒーは、淹れる楽しみも味に加わりより美味しく感じることができます。

 

また、街中やオンラインショップでもコーヒー豆が手軽に購入できるので、家で淹れるコーヒーがより身近になったのではないでしょうか。

 

コーヒー豆は買った!あとは淹れるだけですが、、、

 コーヒー器具には色々と種類もあり、器具によって抽出方法が違ってくることで味わいや用途もかわります。

 

例えばラテアートをやってみたいと思ったのならば、エスプレッソマシーンを使って高温、高圧で抽出した濃いコーヒーでないと難しいでしょう。

 

それでは、今回は家でよく使われている器具について、ご紹介します!

 

 

代表的なコーヒー器具

 

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ペーパードリップ
ドリップ

家でコーヒーを淹れる代表的な道具で、最も普及している淹れ方です。

フィルターにコーヒー粉を入れて、お湯を注いで抽出します。

フィルターの種類にはペーパーとネルがあります。

  • ペーパー
    ドリッパー(穴の空いた容器)にペーパーをセットしてお湯を注ぎます。ドリッパーには1つ穴や3つ穴など穴が空いていて、抽出の早さや濾過される速度によって味に変化がおきやすくなります。抽出が終わればペーパーごとコーヒー粉も捨てられるため、とても手軽です。

  • ネル(フランネル)
    ネルとはフランネルの略でコットンを素材としています。使用したネルはそのまま再利用でき、大体50回くらい(頻繁に使わない場合でも2ヶ月くらい)が交換の目安です。使う度にしっかり洗って、水に入れて冷蔵庫で保管、使わない場合でも水の入れ替えを行う、煮沸洗浄するなどなど、管理が大変ですが愛好家にとても人気があります。

 

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ネル
フレンチプレス

丸い筒状の容器にコーヒー粉を入れて、お湯を注ぎ数分待ちます。

金属フィルターで押し込んで粉と抽出液を分離させれば出来あがりなので、とても簡単です。

ペーパーで濾さずに、コーヒー粉をお湯に浸して抽出するため、コーヒーの成分をしっかりと抜き取ることができます。

 

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フレンチプレス
エスプレッソ

高温のお湯に圧力(9気圧)をかけて短時間で濃厚なコーヒーを淹れる方法です。

エスプレッソ専用の機械が必要で、家庭でも手軽に使える数万円のものから何十万円もする業務用のものまであります。お店で飲むよう柄の入ったカフェラテを作るにも、エスプレッソで抽出した濃いコーヒーが不可欠です。 

 

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エスプレッソ用 ポルタフィルター
コーヒーメーカー

コーヒーの粉を自分でセットするものから、全自動やミル付きなど種類も豊富です。ボタンを押したら出来あがりまで待つだけなので、手軽さも魅力ですね。

 

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コーヒーメーカー

 

まとめ

紹介した器具の他に、サイフォンといって理科の実験で使うような道具を使って抽出する方法や、最近人気の水出しコーヒーを作れるポットなど他にも抽出器具があります。

 

ドリッパーなど1000円以内で買えるものから、何十万円もするエスプレッソマシーンもあり金額は幅広いですが、自分が好きなコーヒーの味は出せる抽出器具はどれかを考えながら、器具を選ぶのも楽しいでよね。

 

おうちでコーヒーを淹れる第一歩として、器具を選びを始めてみてはいかかでしょうか。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

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カフェインについて 知っておきたいコーヒーの基礎知識③

コーヒー豆の成分と聞かれたら、何を思い浮かべますか?

 

みなさんダントツで「カフェイン」と答えるのではないでしょうか。

 

コーヒー=カフェインといっても過言ではないくらいで、もしコーヒーにカフェインが入っていなかったら、コーヒーはこれほどまで世界中で栽培されたり、飲まれたりすることはなかったかもしれませんね。

 

今回はコーヒーを代表する成分のカフェインについて、掘り下げていきます。

 

 

コーヒー生豆の成分

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アラビカ種                      ロブスタ種


カフェインはコーヒーを代表する成分ですが、含有率でいうとアラビカ種の場合ですと1~2%に過ぎません(ロブスタ種の場合は2%~3%くらい含まれています)

 

カフェインの他に、コーヒーの生豆は主に以下の成分で構成されています。

  •  多糖類
    生豆に含まれる成分で一番多く、35~45%ほど含まれます。植物の骨格作る繊維などで糖といっても甘さのことではありません。
  •  タンパク質
    全体の12%ほど含まれます。多糖類と同じで植物の骨格作る成分です。
  • 脂質
    コーヒー豆は植物としては比較的多くの脂質を含んでいて、アラビカ種の方が多く、全体の20%ほど含まれます。ロブスタ種は全体の10%ほどです。
  • 少糖類
    甘さの成分のショ糖のことです。アラビカ種では10%程度、ロブスタ種では5%ほどです。
  • クロロゲン酸
    ポリフェノールの一種で、抗酸化作用のほか、脂肪の蓄積を抑える効果などあります。アラビカ種では5~8%程度、ロブスタ種では7~11%ほど含まれます。
  • カフェイン
    眠気覚ましなどの興奮作用や尿の排出を促す利尿作用などが広くしられています。アラビカ種では1~1.4%程度、ロブスタ種では2~3%ほど含まれます。

  • クロロゲン酸以外に、クエン酸、リンゴ酸やキナ酸など酸味のもとになる成分です。2%ほど含まれます。

 コーヒーを飲んだときの味や香りといった風味の違いは、成分の違いに影響を受けます。また、栽培環境や精製方法によっては成分の含有率は違ってきます。

 

カフェインの効果

先述したとおり、カフェインはコーヒーを代表する成分です。

カフェインの代表的な効果・効能は、主に次の4つがあげられます。

  • 覚醒作用   眠気を抑える
  • 興奮作用   疲労感の減少・抑制する
  • 血管拡張作用 血流を流れを促す
  • 利尿作用   老廃物の排出を促す 

カフェインを含んだ飲み物や食べ物を摂取すると、頭が冴え、眠気が覚める覚醒効果があります。なので、眠起きに飲む"朝の1杯のコーヒー"は理にかなっていますよね。

 

他の効果としては倦怠感を取り去る疲労回復や、痛みを抑える鎮痛作用もあげらます。よって、カフェインは医薬品として、風邪薬や頭痛薬にも用いられています。

 

カフェインはどのくらい含まれているの?

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カフェイン含有量

コーヒーはお茶や煎茶と比べてカフェイン量が多くなります。

健康な成人の場合で、1日あたり400mgのカフェインが摂取量の目安とされています

1日の摂取量としては、飲む人の体質や体調などにもよってですが、130~150mlのカップであれば3~5杯くらいが妥当なのではないでしょうか。

 

カフェインレスコーヒーについて

夜でも時間を気にせずにコーヒーを楽しみたい。

体質的にカフェインが苦手な方や控えてる方でも、安心して楽しめるのがカフェインレスコーヒーですよね。

 

日本ではカフェインを90%以上取り除いたものをカフェインレスと表示することができます。

 

カフェインレス、デカフェ、ノンカフェインと表記されていますが、何か違いはあるのでしょうか?

 

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カフェインレスコーヒーの生豆

カフェインレス

カフェインレスは完全にカフェインが取り除かれたものではありません。

日本の規定ではカフェインを90%以上取り除いたものをカフェインレスと表示する決まりになっています。

全くカフェインが含まれていない訳ではなく、微量に残っているいる状態です。


**デカフェとは、もともとカフェインが含まれていた飲み物から、カフェインを取り除いた飲み物のことをいいます。

 

ノンカフェイン

カフェインが全く含まれていない飲み物のことを指します。

代表的なものとしては、麦茶、そば茶、ハーブティー、たんぽぽコーヒーなどがあります。

 

カフェインレスやデカフェには微量のカフェインが含まれているので、カフェインの摂取量に気をつけたい場合は、飲みすぎには注意した方がよいと思います。

 

今回のまとめ

  • コーヒーの生豆の主成分はカフェインの他に多糖類、タンパク質、クロロゲン酸などが含まれます。
  • カフェインの効果として覚醒作用、興奮作用、血管拡張作用、利尿作用があげられます
  • 日本ではカフェインを90%以上取り除いたものをカフェインレスと表示ができる。微量に残っているいる状態です。

 

 最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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コーヒー豆の品種について 知っておきたいコーヒーの基礎知識②

コンビニコーヒーは好きですか?

 

最近はどのコンビニチェーンもレジ近くにコーヒーマシーンを置いていて、利用された

事がある方も多いと思います。

 

毎年味も良くなっていて、どんどん美味しくなっていますよね。

 

お値段はたったの100円。

 

ボタンをプッシュするだけで、手軽に美味しいコーヒーが飲めるのも嬉しいところ。

 

私も挽き立ての香りにつられて、ついつい買ってしまいます。

ホットだけでなく、暑い季節に飲むアイスコーヒーもまた美味しいんですよね^^

 

ところで、コンビニでコーヒーを買うときに"アラビカ豆100%使用"といった文字を目に

したことがあると思います。

 

アラビカ豆というのは一体どういった特徴があるのか、他にどんな豆があるのか、

今回はコーヒー豆の品種について探っていきたいと思います!

 

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コーヒー豆の品種

コーヒーノキに分類される植物はおおよそ70種くらい種別があるといわれています。

その全てが商業(飲料として)利用されておらず、実験用や飲料に適していないものも多いいです。

70種類ある種別のうち、世界で流通されているコーヒーの種は下記の3つに分けられます。

  • アラビカ種 

モカ、キリマンジャロ、ブルーマウンテンなどよく知られています。聞いたことのあるコーヒーの銘柄が多いです。

  • ロブスタ種(カネフォラ種)

酸味はほとんどなく強い苦みが特徴で、病気にも強い品種です。インスタントコーヒーや缶コーヒーの原料をメインに使用されています。

*ロブスタはカネフォラ種の品種の一つですが、知名度が高くカネフォラ種の代名詞です。

  • リベリカ種

生産量が極端に少なくアフリカの一部の地域でのみ栽培されています。全生産高の1パーセント未満のため、ほとんど流通していません。

 

日本で流通し普段から飲んでいるコーヒーは、アラビカ種とロブスタ種の2種類です。

 

それでは特徴をみていきましょう。

 

アラビカ種とロブスタ種の違い

アラビカ種

アフリカ・エチオピアが原産国 

香りや味わいが優れている

病気や害虫からの被害にかかりやすい

暑さ寒さに弱く、寒暖差のある1000m~1500mの高地で栽培されることが多い。

水はけがよく、肥沃な弱酸性土壌が必要。

カフェイン含有率:0.8~1.4%、アラビカ種が病気や害虫に弱いのもカフェインが少ないのが理由の一つです。

 

栽培は難しいですが、香りや味わいが優れています。

生産数も多いため世界のコーヒー豆生産の約65%がアラビカ種です。

 

ロブスタ種 

アフリカ・ヴィクトリア湖(ケニア・タンザニア・ウガンダ)原産
酸味や風味がほとんどなく、苦みが強く渋みが強い
病気や害虫にも強く丈夫
寒さや乾燥には弱いが、どんな土でも育つ

カフェイン含有率:1.7~4%、強い(ロブスタ)の名の通り、カフェインもしっかりと含まれています。

 

低地でも栽培可能、病気にも強いので比較的簡単に栽培が可能。

苦みと渋みが強いためそのまま飲まれることは少ないため、一般的には缶コーヒーやインスタントコーヒー用として、利用されることが多い。 

 

品質や価格について

アラビカ種とロブスタ種を比較すると、アラビカ種のほうが品質価値が高くなります。
有名コーヒーチェーン店や焙煎店で扱っている豆は、殆どがアラビカ種となります。
品質がよい分、アラビカ種の方が価格が高く、ロブスタ種の方が安価になります。

 

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今回のまとめ

・コーヒーの品種は2種類、アラビカ種とロブスタ種となります。
・アラビカ種:栽培は難しいですが、香りや味わいが優れています。
・ロブスタ種は病気にも強く栽培もしやすい。苦みと渋みが強いためそのまま飲まれることは少ないです。

・品質と価格: アラビカ種 > ロブスタ種

・カフェイン含有率: アラビカ種 < ロブスタ種

 

どちらの品種もコーヒーとして広く飲まれていて、それぞれニーズにあった使われ方をしているのがわかりますね。

 

コーヒーを飲む時に、これはどの品種かなと意識しながら飲むのも楽しいと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

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コーヒー豆ってなんですか? 知っておきたいコーヒーの基礎知識①


コーヒー飲んでますか?

 

コーヒーは毎日飲んでも飽きない、そしておいしいと感じる不思議な飲み物ですよね。

 

初めて飲んだのは幼少の頃、黒くて苦い印象しか覚えてないです。

でも、コーヒーと言えるかはわかりませんが、小学校の給食ででた甘い「コーヒー牛乳」大好きでした^^

 

大人になってからというもの、いまでは毎日飲んでいます。

量でいうと3~5杯、朝昼(晩にも飲むこともあります)。すっかり無くてはならない飲み物ですね。

 

さて、コーヒー豆って見たことありますか?

 

ほとんどの人が「はい」と答えるでしょう。

といっても、焙煎された茶褐色や黒いコーヒー豆なのではないでしょうか。

 

 

そもそもコーヒー豆って?

コーヒー豆とは”コーヒーの木”という植物からとれる果実の種を煎ったものです。

このコーヒー木の果実はコーヒーチェリーと言われ、成長するにつれて赤く色づいてきます。収穫できる状態の完熟期を迎える頃には果肉がとても柔らかくなります。

(サクランボにもにてますね。食べると甘いです)

 

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この赤いコーヒーチェリーの果肉からコーヒーの種を取り出す作業を「精製」といいます。

 

手順としては

  1. 果肉を取除く
  2. 薄い殻(パーチメント)に覆われた種がでてくる
  3. パーチメントのぬめり(ミューシレージ)を取る

 

全てをとり除くことで「生豆」に加工します。精製の方法は完全天日干し(ナチュラル)、水で洗い流してから乾燥させる(ウォッシュド)という方法などがあります。

 

コーヒー生豆

精製が終わり、適切に乾燥されたコーヒーの生豆は、このような淡緑色をしています。

豆の精製方法によって色味はかわりますが、緑っぽい色味を持っています。

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コーヒー豆は品種、産地や製法、精製によりそれぞれ違いがあり、焙煎(ロースト)をすることで、はじめてコーヒーとしての香りやうま味、味わいがでてきます。

生豆のままだと少し青くさい香りがするだけで、いつものコーヒーらしさは全くありません。口にいれても固くて噛めないしです、全くおいしくないです。

この固い生豆をミルで砕いてから、お湯で抽出して飲む事もあるようですが、おすすすめはしませんね。。。

焙煎(ロースト)とは

焙煎(ロースト)とはコーヒーの生豆を加熱することです。

炒る作業として色々な道具が使われます。家庭でも手軽に焙煎ができるフライパン、鍋や手網などから、最大200g焼ける小型から一気に30kg焼くことのできる大型のコーヒー専用の焙煎機などを使用して焙煎をします

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焙煎前                  焙煎後

生豆は焙煎することで香ばしさや苦味・酸味がつくられ、「いつものコーヒー」となります。

そして、加熱する時間や温度の上げ方などによって焼き上がったコーヒーの風味が変わるので、生豆本来の質も大事ですが、焙煎の善し悪しも「美味しいコーヒー」を決める上でかかせない要素になります。

今回のまとめ

・コーヒー豆とは”コーヒーの木”という植物からとれる果実の種を煎ったもの

・コーヒーの実(コーヒーチェリー)から果肉を取り除き(精製)したものが生豆

・生豆は焙煎することで香ばしさや苦味・酸味がつくられ、「いつものコーヒー」となる

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

 

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